スクラップ  Vol.35

1982年12月

 


十九日、クラブの納竿大会が徳島の津田一文字波止で行われた。津田への釣行は今シーズン初めてで、地磯やケイソンなどが好調だというニュースも入っていたが、今回は今年最後の大会でもあるし、のんびり釣ろうということ
で、釣り場は沖の一文字に限定されたわけだ。参加者全員が赤灯、白灯波止のそれ
ぞれ思い思いの所で竿を出した。 私は白灯波止のちょうどまん中ぐらいの所で、大西さん、小林さんらと並んで釣り座を決め、五十メートル、二十メートル、チョン投げと三本の竿を出した。 ここの釣り場は、波止のきわにびっしりと入れられているテトラの近くが狙い場だ。そんな所へほうり込んであった竿に、大きなアタリを見せて第一号が上がってきた。20センチ級のガシラだ。このころがジアイだったのかあちこちで竿が曲がりだした。 午前七時半ころ、私の竿も大きく曲がって30センチ級のアブラメが手もとに飛び込んできた。三十メートルほど離れた所にいた安藤さんには私のより一回り大きな34センチの大型がきた。「のんぴりと…」のはずだったが、こうなってはのん
びりなんていっておられない。ムクムクファイトがわいてきて、その後31センチのアブラメを追加した。食いが止まった午前十時ごろ、クラブメートの釣果を見てまわるとカレイやアブラメの30センチオーバーを釣っているのは五〜六人で、それも一尾ずつだ。この調子だと有終の実を飾ることが出来る、そんな事前勝手なことを考えているうちにタイムアップの十一時半を迎えた。ところが驚きだ。カレイやアブラメの大型が続々と審査に出され有終の…どころか、いっペんにならくの底に落とされた感じだ。
 優勝した安藤さんに後で話を聞いてみると、場所変わりをしてからは弁当を食べる間もないほど忙しかったそうで、30センチオーバーのアブラメを六尾も釣っていたから、文字通りギブアップ。 この日は二十二人の参加で、30センチオーバーのカレイ、アブラメが十六尾も釣れたから、今シーズン期待十分。問い合わせは武田渡船へ(電0886・64局1375)。
 【成績】1、安藤正満129・3センチ(アブラメ34・0、同32・9、同31・3、同31・1)
     2、立石清 116・6センチ(アブラメ32・5、同28・5、同28・2、同27・4)
     3、上村武史108・8センチ(カレイ 31・5、同24・5、アブラメ29・0、同23・8)
     4、吉本克己106・9センチ(アブラメ31・2、同30・0、ガッチョ25・0、ガシラ20・7)
     5、蔭浦延保104・2センチ(アブラメ32・0、同20・7、カレイ27・3、同24・2)
 (西大阪サーフ・吉本克己)


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スクラップ  Vol.34 淡路島

1982年12月

全日本サーフ連盟傘下の協会大阪と兵庫協会合同の納竿大会が五日、淡路島で行われた。私たち西大阪サーフもこれに参加。午前四時からの受け付けを大磯ですませ、野田の釜口漁港で竿を出したのは午前五時ごろだった。天気予報では朝から爾だったが、時々星が顔をのぞかせ、大した風もなく防寒着も脱いだままで、十二月とは思えない暖かさだ。八十メートルと五十メートルラインに投げこんだ二本の竿の発光ダイオードが、時々チョンチョンとアタリらしき動きを見せてくれるが、ハリにはかかってこない。
 この日のハリは流線の13号を使っていたから、エサ取りがかからないのだろう。
 すっかり明るくなって、波止のジアイ到来と意気込んでみたものの、それっきりだ。午前八時ごろから風向きが変わって、真正面からビュンビュン吹くようになった。こうなってはもう万事休す。午前十一時のタイムアップまでに18センチのカレイを追加したものの、半日竿を振ってこの釣果ではなさけない。それでも釜口漁港では良い方で、ボウズの人もかなりいたようだ。大磯で審査が行われたがこの日はクラブの例会もあわせて行っており、三十人の参加者がそれぞれ思い思いの所ヘ行ってきただけに、イシモチの47・5センチという大物やチヌの33・8センチなどが検寸台にのせられた。しかし、本命のカレイとアブラメの30センチオーバーは、それぞれわずか二尾ずつで、まだキスやベラ、チャリコなどを釣っている会員もいたからやはり暖冬が影響しでいるのだろう。それにしても47・5センチのイシモチを釣った木下さん、納竿大会の審査規定のカレイかアブラメを釣っていなかった。たとえ20センチの小型でも釣っていれば優勝していただろうに。残念でならない。
 例会の成績。①木下清治=69・4㌔(イジモチ47・5、ガッチョ21・9センチ)斗の内⑧永沢弘雄=61・5(カレイ32・1、アブラメ29・4)鵜崎③井口照夫=57・8(チヌ33・8、ガシラ24・0)大磯⑥大野健太郎=57・7(アブラメ34・9、チヌ22・8)江崎⑥早藤忠生=53・5(アプラメ31・0、同22・5).佐野漁港⑥豊川正男=48・4(カレイ26・0、ハゼ22・4)富島⑦岡田清=46・8(カレイ26・6、ガッチョ20・2)斗の内(全日本サーフ対象魚二尾の合計長寸)
 (西大阪サ−フ・吉本克己)
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スクラップ  Vol.33 和歌山県・雑賀崎

1982年11月

 


今年最後の飛び石連休になっだ二十一〜二十三日だが、勤務先が振り替え休日で三連休となった。三日間のうちいつ釣りに行こうかと思案していたが、どうせ行くなら世間が仕事をしている日に、と二十二日和歌山の雑賀崎へ出かけた。午前五時半、ナンバ発の南海急行に乗って、タクシーに乗り継ぎ釣り場へ着いたのが午前七時だった。釣り場には思ったより多い釣り人がいる。最近、雑賀崎ではチヌやカレイ、エソなどの大型が良く釣れている。会友の佐藤さんが30〜40センチのチヌを一日で五尾も釣ったというニュースをはじめ、草加さんが35センチのカレイを二尾とエソの40センチを釣ったなど朗報が絶えない。まず80メートルラインに投げ込んだ。続いて二本目の竿を用意レているともうアタリだ。これは16センチくらいのチャリコ。その後も続いて同型のチャリコと22センチ級のキスがきた。これは幸先がいいぞ、と思ったものの、その後はさっばり音さたがない。仕かけを上げてみるとアタリもないのに、エサだけはきれいになくなっている。どうやらフグの仕わぎらしい。午前八時ころから降り出した雨はいっこうにやむ気配もない。この日はちょうど十一時が満潮だから、潮は込みに入っていて条件としては良い。しかし、こうアタリがなくては処置なしだ。それでも根気よくエサをつけ替えて投げ返していると竿先をグーッと押さえ込んできた。ちょうど満潮の潮止まりのころだ。次のアタリで合わそうと構えているが、それっきり。思い切って大きく竿をあおるとズシッと重い。確かな手ごたえだ。道糸3号、ハリス4号なので少々の魚なら大丈夫だ。ポンピングして足元まで引き寄せると姿が見えた。カレイだ。右へ左へと最後の抵抗を見せるヤツを強引にほうり上げる。30センチはゆうにある良く肥えたマコガレイだ。メジャーを当てると31センチジャスト。この日はもうあきらめかけてい、たが、こうなったら欲が出てくる。もう一尾と欲張ってみたものの、昼過ぎから風が出てきて万事休す。雨と風ではどうも仕方がない。結局、目ぽしいものは31センチのカレイ一尾だったが、天気の良い日にもう一度出かけようと思っている。
 (西大阪サーフ・吉本克己)


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スクラップ  Vol.32 鳥羽・神島

1982年10月

十月二十四日、全日本サーフ大阪協会の秋季大会と、クラブの十月例会が併せて行われたので私も参加した。南紀や紀東、四国など八会場の中から私たちは鳥羽会場を選んで鳥羽・神島へ渡った。神島での例会はこれまでに二回ほど行われているが、いずれもアブラメを狙って四〜五月に開催した。秋は初めてだが、カレイやキス、スズキなどが期待出来るので面白いところだ。参加者三十二人のうち約半数の人たちは漁港の大波止へ。残りは裏の古里ケ浜へ入った。私と佐藤さん、松原さんも古里ケ浜組。以前大型キスがよく釣れたポイントにはテトラが入っていて投げることが出来ない。しかたなくその横で投げたが、根がかりがひどく仕かけの消耗が激しい。地元の人に後で聞くと、風の影響で海の底が変わってしまったそうだ。午前三時ころ私の竿に24・3センチのチヌがきた。千本さんが40センチ級、八木さんが50センチ級のスズキを釣ったというニュースが伝わってきたが、やはり根がかりに悩まされているらしい。すっかり明るくなってからベラが釣れだした。ほとんどが青ベラだが20センチ前後でパラパラといった状態。紀東などで釣れるような大型は期待出来ないので、大波止へ変わることにした。
 波止へ行って驚いた。永沢さんがアブラメの31〜36センチを三尾、平田さんガ30、36センチを二尾のほか、木下さんがキスの25〜27センチを三尾も釣っているし、ほとんどの人が良型のキスを釣っていた。ベラなら入れ食いだから面白くない、とうらやましい話だ。もう年前七時をまわっていたが、木下ざんの横へ入れてもらって竿を出した。ここは、引き潮は非常に流れが速いが、この時はちょうど込み潮。流れもゆるく釣りやすい。平田さんらと雑談をしていると、五十メートルラインに投げた竿が前ぶれもなく一メートルほど引っ張られた。周りを見てもオマツリの気配はない。大きく竿をあおるとズシッと重い。近くへ寄ってくるにしたがってグイグイとシメ込んでくる。チヌかアブラメだろうと思って慎重に引き寄せ、水面に浮かせると、それは30センチはゆうにあるカレイだった。一気に波止へほうり上げてメジャーを当てると32・9センチ。そのあとも25センチのカレイがきたが、カレイはこの二枚だけ。あ
とはベラばかりだった。帰路、定期船の甲板で例会の審査が行われたが、32センチのイシダイや28センチのメバルなどバラエティーに富んだ魚種が・提出され、検寸台をにぎわせた。
 【成績】(三尾の合計長寸)
1、永沢弘雄=99・2センチ(アブラメ36・2、同32・1、同30・9)2、八木利昌=88・3(スズキ49・5、ベラ20・8、同18・0)3、平田克彦=87・3(アブラメ35・8、同29・3、キス22・2)4、千本雅樹=87・1(スズキ40・2、アブラメ24・0、キス22・9)6、吉本克己=82・5(カレイ32・9、同25・3、チヌ24・3)⑥大野健太郎=81・0(アブラメ29・7、キス27・3、同24・0)⑦木下清治=78・5(キス27・2、同26・1、同25・2)
 (西大阪サーフ・吉本克己)


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スクラップ  Vol.31 小松島会場

1982年11月
 

全日本サーフ主催の「全日本カレイ釣り大会が十四日、全国に設けられた四十八会場で一斉に行われた。私たち西大阪サーフのメンバーは小松島会場で参加した。
 所定の受け付けを済ませ、タクシー七台に分乗して和田島〜那賀川じり〜辰巳新田と思い思いの釣り場へ入った。私は小林さん、森岡さん、千本さんの三人と那賀川じりへ。竿を出したのは午前五時ころだったが、すっかり明るくなって”さあこれから”と意気込んだものの、午前七時半までアタリすらない。そのうえ潮が下げに入って仕かけがどんどん流され非常に釣りづらいので中島港の方へかわってみた。こちらは新しく港
が出来ているが、まだ工事中で、土砂が流れ込んだのか以前に比べてだいぶ浅くなっているようだ。大型船が通る航路へ仕かけを投げ込むと、待っていたかのようにブルンブルンときた。てっきりキスだろうと思って上けてみるとハゼだ。それも20センチくらいはある。それからは三本の竿を扱いきれないほど忙しく、文字通りの入れ食いだ。キス、ベラ、カレイも時折まじるが、なんといってもハゼが一番多い。型はすべて18〜20センチで連でくるのも珍しくない。隣の森岡さん、千本さんも同様だが千本さんには34・8センチのアブラメのおまけもついた。納竿後ざっと数えてみると、、ハゼは五十尾くらいはいたが、カレイは六尾でいずれも25センチ止まりだった。午後二時から小松島で審査が行われ、実参加者数百三十人のうち審査を受けたのは四十二人。うち25センチ以上のカレイを提出したのは二十三人だった。参加者数からみると 〝イマイチ″ といったところ。これから先、もう少し冷え込むと釣況も上向くだろう。
 (西大阪サーフ・吉本 克己)
 【カレイの部】1福田達雄(大阪釣友サーフ)38・1センチ=北波止2水上正教(長居フィッシングクラブ) 33・5=黒崎3川口義博(泉サーフ)33・2=小神子4阪田正(長居フィッシングクラブ)33・1=薬師浦突堤5前原憲二(泉陽サーフ)33・1=平松6佐藤光夫(西大阪サーフ)32・3=和田島7前田良次(同)31・6=辰巳新田
 【他魚の部】1塚本雅一(サーフ鱗友会)エソ44・0=椿堂之坂2木下清治(西大阪サーフ)同41・7=那賀川じり3多田羅準一(サーフ鱗友会)マダイ36・3センチ=椿堂之坂4平田克彦(西大阪サーフ)エソ35・2=辰巳新田5森安利之(長居フィッシングクラブ)同34・9=室6千本西大雅樹(西大阪サーフ)アブラメ34・8=那賀川じり7西田忠正(大阪釣友サーフ)エソ34・4同

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スクラップ  Vol.30 中紀・衣奈

1982年10月

ここ数週間、週末といえば天気が悪く、釣行の計画も思いのままにならない日が続いたが、台風21号が東へ去った十日、クラブメートの中山さんと中紀の衣奈(えな)へ出かけた。釣り場へ着いたのは午前二時過ぎたごろだった。早速仕かけをセットして、第一投は八十メートルラインへ投げこんだ。この日は小潮まわりで、干潮が午前五時半ごろだから条件と
午前五時半ごろだから条件としてはよくないが、うまくいけばマダイの30センチオーバーやキスの27センチ級も出るところだ。第一号は中山さんの竿にチャリコがきた。15センチくらいだ。つづいてすぐ私の竿にも同型のチャリコが連できたが、どうも後が続かない。小さなアタリはひんぱんにあるのだがハリに乗ってこない。この日のハリは流線13号を使っていたから、何か小さな魚がエサをつついているのだろう。仕かけを上げてみるとエサはきれいになくなっている。そんな小さなアタリの中で、はっきりそれと分かるアタリを送ってきたのは、18センチ級のチャリコだった。マダイと呼ぶにはほど遠いが姿だけは一人前だ。ちょうど年前四時ごろで、それから一時間ほど忙しいくらいアタリがあって、チャリコとキスが上がってきた。キスは20〜23センチ級の中型ばかりだが、中山さんには25センチ級の良型もー尾交じった。東の空がボーッと明るくなってきた。ふつうなら最高のジアイだが、ここの釣り場は暗い間が勝負で、明るくなると不思議と食いが止まる。この日も夜明けとともにぴったりと食いがやんでしまった。
 どこかへ場所変わりをしようかと、リールを巻いていると急に重くなった。とっさにエゾだ、と直感して竿を大きくあおった。近くへ寄ってくるにつれて左右へ走り出したが、′一気に引き抜いた。獲物はやはりエソで、上アゴにガッチリとハリがつきささっていた。メジャーをあてると37・8センチ。これを機に竿をしまって小引へ転進したが、結局は衣奈での釣果だけで、私はキス18〜23センチを四尾、チャリコ14〜18センチ十二尾、エソ37・8センチ一尾だった。中山さんもエソ一尾のほかキス、チャリコ
をニ十尾ほど釣っていたようだ。狙った大型こそ出なかったが、天気に恵まれ気分のスッキリした釣行だった。
′ (西大阪サーフ・吉本克己)


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スクラップ  Vol.29 静岡県・新居表浜一帯

1982年8月

 

◆八日、静岡県浜名湖近くの新居表浜一帯で、西大阪サーフの例会が行われたので私も参加した。ここの釣り場は20センチ前後のキスがよく釣れると聞いていたが、参加者全員が初めての釣り場で、暗い間はイシモチやセイゴが釣れるのでは…と期待しているメンバーも大勢いたようだ。大阪駅を前日の午後九時半にバスで出発。名神、東名と高速道路を突っ走って目的地へ着いたのは午前二時ころだった。距離的にはかなりあるが所要時間を考えると〝近い釣り場″だ。浜へ出てみると百メートルくらい沖から白波が立っている。イヤな予感がしたが、とりあえず竿をつないで仕かけをセット。力まかせに投げこんだ。二本目の竿を用意していると先に投げた竿がグイグイ引っ振られている。魚かと思ったが、リールを巻いてみると道糸にゴミがびっしりついていた。これでは釣りにならない。二百メートルほど西側にいるクラブメートのところへ行ってみると「ゴミは気になるほどかからない」と言うのでそこへ割り込ませてもらった。ここでは白波の向こう側百二十メートルくらいの所へ投げて18〜20センチの中型キスがパラパラと釣れだした。この調子なら夜が明ければ少なくとも二十〜三十尾くらいのキスはかたいだろうと思っていると、ピカッときた。雷だ。光っているのは遠くの方だがほとんどのメンバーがカーボンの竿を振っているし、どうも気持ちが悪い。夜明け前の絶好の狙い時だが、竿から離れて稲光が収まるまでしばらくの間全員が待機するというハプニング。すっかり明るくなって、稲光も遠のいたので再び釣り開始だ。だが白波が立っているあたりから手前は、一面.茶色ににごっている。あとで地元の人に聞いて分かったのだが、二、三日前にかなり荒れていたのがまた残っているらしい。ギブアップするメンバーはいない。タイムアップまで一生懸命だったが、その努力も報われず、一人平均の釣果は五尾くらいというみじめさだ。シマイサギやイシモチも交じったが、型はいずれも15〜20センチクラスばかりで、初めての釣り場へ挑戦するという期待も、ウネリとにごりには勝てず意気消沈だ。ここの釣り場はやや浅いようだが、好天の日には中型キスがよく釣れるそうだから、阪神方面からのキス釣り道場・北陸にかわって脚光を浴びるのではなかろうか。
 【例会の成績】(全日本サーフ対象魚四尾の合計長寸)
①小林栄一78・8センチ②岡田清76・5③松原義夫75・2④千本雅樹75・2⑤豊川正男67・2

(西大阪サーフ 吉本克己)
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