スクラップ Vol.2

1981年5月 三重県 前島半島


三重県前島半島で五月二十四日、大阪マリンキャスターズと
西大阪サーフ合同の例会が行われた。ねらいはキス、マゴチ、チヌ…
と欲張ってみたが‥。
二十三日、午後九時半、参加者全員が大型バスで大阪を出発して、
前島半島の大野浜へ着いたのは午前二時半ごろだった。
ここで約半数の人たちがバスを降りた。
私はさらに十分ほど走ったところにある広の浜でサオを出すことにした。
 ここの釣り場は以前にもサオを出したことがあり、その時はスズキや
マゴチ、キスの良型がよく出たところだ。これまで約半年の間、アブラメやカレイばかりを追いかけていたが、それらの魚にも
少々あきがきて、、今年初めてキスをねらっての例会だ。
それだけに全員張り切っていたが、その反面、最近の激しい気温の変化に
「果たしてキスが釣れるのだろうか」という少々の不安もあった。
 広の浜の放水路の右へ早藤さん、私、汐田さん、中本さんと並んでサオを出した。
沖には帯状にモ(噂)がはえており、そのモ際ヘマムシのエサをつけて投げこんだ。
期待した大型キスやチヌは釣れなかったが、夜が明けてすぐ鮮明なアタリがあってキスの21.7㌢が釣れた。
すっかり明るくなってからは石ゴガイのエサで引き釣りを試みた。と、鴬いたことに
石ガレイの23.6㌢が飛びついてきた。
熊野灘の外洋に面したところでカレイは釣れないと思っていたのだが…。
ほかにも五尾釣れていたし、
アブラメの27.4㌢も釣れていたのにはおどろかされた。
 これらの尽が釣れるくらいだから、まだ水温が低いのだろうか成積もバッとせず、
キスの数も私が、釣った十二尾が多い方で、気温の激変が影響しているのだろう。
 【成革】(全日本サーフ対象魚二尾の合計寸)
①合田(大阪マリン)49.6㌢(アブラメ27.4㌢、ベラ22.2㌢)=広の浜
②汐田( 同 )  49.1㌢(カレイ 25.5㌢、キス23.6㌢)= 同
③奥村( 同 )  46.0㌢(アブラメ23.1㌢、ベラ22.9㌢)= 同
④吉本(西大阪)  45.3㌢(カレイ 23.6㌢、キス21.7㌢)= 同
⑤大西( 同 )  43.0㌢(ガッチョ21.7㌢、キス21.3㌢)=里の浜
(西大阪サーフ 吉本 克己)」 

西大阪サーフと大阪マリンキャスターズの合同例会
前島半島の大野浜&広の浜でキス マゴチ チヌ狙いだった見たい
でも、カレイやアブラメが釣れて予想外だった見たい・・・

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